[まぁ、何とか使えそうな気がするので、感想めいたもので内容もあまりないのですが、ネット上にもあまり情報がないようなので紹介します。設置状況はつぎの写真のように、試験運用ということもありベランダから上げています。
したがって、地上高は僅か5m程度に過ぎませんので、本来の性能はでていないと思いますが、試行錯誤を繰り返すつもりで、手が届く範囲に設置しています。

基本的な構成は、逆ΔにしたLW(ロングワイヤー)をATUに接続しただけのものです。
通常のLWとATUの使用と違うところ、メリットとしては、アースを取らなくても運用ができるところです。ATUの性能にもよると思いますが、40mでもSWRは下がります。80mは無理でした。
現状で、チューニングをとると、実用性はさておき40m~6mまで、ATUのマッチングの取れる範囲で、SWR的には問題が無いようです。低地上高での設置ですので、正当な評価はできないかと思いますので、飛びは、さて置き。40mは、国内用と割り切れば使えるような気がします。
RadixのRDL-2000G(5mV型DP、24K)とRD-BL/G(マウンタ 17K)計40K。マウンタとエレメントは、ネジ式なので簡単に着脱可能です。元々は、移動用なのでその辺りは便利にできています。
この先端をエナメル線で接続して、デルタループとしています。苦労したのは、エナメル線の接続でした。元々、Radixからは20m用のV型アンテナとして販売されているものの先端に、ステンレスのUボルトで導線を共締めして、自己融着テープで防水して、その上をビニルテープで保護しています。

専ら、運用モードは、FT8なので、これを基本にします。感覚的には、17mより上の周波数では、GAINがありそうな気がしますが、それ以下の周波数では、あまり期待が持てない感じですが、一応、ft8では、交信は成立してます。

2020.03.22 12時ごろのFT8 17mでの伝搬の様子です。一応は、飛んでいるようです。※FT991A 100Wでの運用です。10Wでは基本国外は飛びません。

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